【大阪・箕面】山本珈琲館|レトロゴージャスな空間で味わう、上質なコーヒータイム

今回は大阪府箕面市の喫茶店、山本珈琲館についてご紹介します。

紅葉の名所としても知られる箕面大滝へ向かう道すがら、ふと心惹かれる素敵な喫茶店に出会いました。
日常の喧騒から離れ、ゆったりとした時間を過ごしたい方にぴったりの場所です。

まるでタイムスリップしたかのような、重厚感あふれる空間

お店の扉を開けると、そこにはまるで昭和の時代にタイムスリップしたかのような、クラシカルで格調高い空間が広がっていました。

深みのある木材を基調とした店内には、ベルベット張りの重厚なソファが並び、天井からは上品なシャンデリアが柔らかな光を投げかけています。
壁に飾られた絵画や、磨き上げられた調度品のひとつひとつに、お店が積み重ねてきた歴史とこだわりが感じられます。

特に印象的だったのは、カウンターの奥にずらりと並んだ、色とりどりの美しいコーヒーカップです。
どのカップで提供されるのだろうかと、待っている時間さえも楽しくなるような演出でした。
「レトロゴージャス」という言葉がしっくりくる、非日常的で贅沢な雰囲気にすっかり魅了されてしまいました。

丁寧に淹れられたコーヒーと、心を満たすあんバタートースト

今回私が注文したのは、お店こだわりのブレンドコーヒーと、あんバタートーストです。

運ばれてきたコーヒーは、豊かな香りがふわりと立ち上り、一口飲むと深いコクとすっきりとした後味が口の中に広がりました。
丁寧にハンドドリップで淹れられたことが伝わってくる、雑味のない洗練された味わいです。
美しい装飾が施されたカップでいただくと、より一層美味しく感じられます。

そして、あんバタートーストがまた絶品でした。
厚切りにカットされたトーストは、表面がサクッと香ばしく、中はふんわりともちもちの食感です。
その上には、上品な甘さの粒あんと、塩気の効いたバターがたっぷりと乗せられています。
熱でとろりと溶けたバターが餡と絡み合い、甘さとしょっぱさの絶妙なハーモニーを生み出していました。
コーヒーとの相性も抜群で、心から満たされる組み合わせでした。

まとめ

山本珈琲館は、ただコーヒーを飲むためだけでなく、その空間と雰囲気を味わい、心静かな時間を過ごすための場所だと感じました。

BGMに流れるクラシック音楽に耳を傾けながら、読書をしたり、物思いにふけったりするのにも最適な環境です。
その居心地の良さは、思わず「家の近くにあったら毎日通ってしまうのに」と感じるほどでした。

箕面散策の際の休憩に立ち寄るのはもちろん、この喫茶店で過ごすためだけに箕面を訪れる価値も十分にあると思います。

忙しい日常を少しだけ忘れて、優雅なひとときを過ごしたい方は、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

山本珈琲館のGoogle mapはこちら

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この記事を書いた人

フィンランドから京都に移住した主婦。
カフェとグルメとお酒が好きです。

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