主婦が2年間のスペイン在住期間にスペイン語を学んだ結果。
スペインに2年間住んでいた頃は、週2回のスペイン語教室に通っていました。
今回は、英語も出来ない私が1年半スペイン語を学んだことについて詳しく紹介していきます。スペイン語が話せるようになって得られた事などもシェアします。
レッスンについて
- 先生はスペイン人のメルセデス先生。お母さんのような存在!
- メルセデスと私たち夫婦のマンツーマンレッスン。
- レッスンは英語でスペイン語を教えるスタイル。(日本語は全く話せない)
- 夫は仕事が長引いた時などは欠席。私とメルセデスだけの時が多かった。
- 週2回の1時間半。宿題あり。カフェでおしゃべりだけの日も。
- 発音から始まり、2年後には日常会話ができるように。
- テレビの内容は半分くらい聞き取れるようになりました。(みんな喋るのが早い!)
レッスン内容
- 教科書に沿った内容(文法・会話)で進めていくスタイル
- 練習問題を一緒に解いていくスタイル
- 一緒にYouTube(歌・料理番組など)をみて話すスタイル
- 日常生活の相談を単語と一緒に勉強していくスタイル
宿題内容
- 練習問題を解いてきてね!(1時間かからないくらいの量)
- 単語を覚えてきてね!
レッスンが毎回楽しみで仕方がなかったよ!
スペイン語を学ぶ機会があって良かった
メルセデスは私たちのスペイン生活の悩みを聞いてくれる唯一の人でした。
スーパーマーケットのカウンターで売っているお肉・お魚の購入の仕方がわからないと相談すれば、注文方法などはもちろん、スペイン語でこう言うといいよ!と例文を教えてくれたり、オススメを詳しく教えてくれたりもしました。
スペイン在住中に、騒音問題で引越しをするということになった時も、不動産に問い合わせをしてくれ、一緒にお部屋の内見までついて来てくれたのです。いろんなことを全てレッスンに取り入れてもらえたため、とても役に立って実践してスペイン語を使う機会を与えてくれました。
このレッスンがなかったら…メルセデスに出会えてなかったら…そう思うとゾッとするほど、いろんな場面で助けてくれた私たち夫婦の母のような存在でした。
スペイン語を学習して得たこと
週2で勉強したスペイン語。日常会話ができるくらいですが、私が得たことは3つあります。
自信に繋がった
今では英語よりもスペイン語の方が話せます。『新たな言語を習得した』ということがとても大きく、旅先のアンダルシア地方でもスペイン語をたくさん話しましたし、その時のスペイン人に「君、スペイン語を話せるんだね!いいね!」と言ってくれたことが嬉しかったです。
英語とは違い、スペイン語を喋ることに抵抗がなかったことは驚いた点です。英語って小学校からちょっとずつ習って、中学で苦戦して『英語を話す時は完璧な文法で』と勝手に思い込んでしまっていたようです。それとは違ってスペイン語は、とにかく単語を声に出してみたり、会話をしようとしてみたりすることで自然と習得することができました。
この経験から、英語をもう一度勉強してみよう。というモチベーションにも繋がりました。
一人でバル巡りができた
フィンランドに住んでから、ずっと恋しかったスペイン。夫の出張中に私もスペインに訪れた時は、日中(夫はもちろん仕事)一人でバル巡りなんかをしちゃいました。
注文も、会計も、ちょっとした会話も全く問題なし!美味しいワインやピンチョスを一人で堪能することができました。スペインに住み始めた頃は、バルに入ることすら緊張したというのに…笑
スペイン語圏の人と友達になれた!
これまたフィンランドに住み始めてから。英会話の初心者用クラスに通った時に、クラスのメンバーにスペイン語圏の方が沢山いました。休憩中、その人達同士のスペイン語の会話の内容もわかるわけで…。
みんなで英会話でトークをしているときに、以前スペインに住んでいたんだ!と伝えると、すごい勢いでスペイン語で質問攻めに合いました!笑
そこからみんなと仲良くなって、わからない英単語を私がスペイン語で教えてあげたりなんてこともありました。今ではチリ人のママとたまに連絡を取ったり。交流する機会ができました。
スペイン語が話せなければこんな素敵な出会いはなかったんだよ〜
終わりに
スペイン語が話せるようになって、良かったことばかり。
イタリア旅行やフランス旅行でのレストランのメニューとか、少しスペイン語に似ている部分があるからそんなところでもちょっとだけ役に立ったり。
英語もこれくらい自信を持って話せるように頑張らなきゃ!スペイン語を忘れてしまいそうで心配!