英語ができない会社員が海外駐在のために実践した勉強法

海外で働きたくても英語でコミュニケーションをとる自信がないと、かなり不安になりますよね。

実は私も全く自信がありませんでした。というよりも全く出来ませんでした。いつ受けたか覚えてもいないTOEICの点数が600点ぐらいだったでしょうか。

電話会議でもまともに話せない、議事録もままならない、会話も単語でカタコトの私が、即効勉強法として実践した方法を紹介します。忙しくて時間がないけど最低限会話が出来るようにしておきたいという方におすすめの勉強法です。

そもそも英語が話せない人の特徴とは(つまり昔の私)、下記ではないかと思います。

  • 英語に自信がなく、声が小さい。
  • 完璧な文法で話さないといけないと思っている
  • 文法をきちんと理解していないので、頭ごちゃごちゃになる
  • 日本語から英語に訳す時に難しい単語を使おうとする
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効率の良い学習プロセス

みたんしゅ

まずは苦手意識の克服から。辞書や翻訳機は一度封印してください

1.中学文法を復習する。同時に、中学レベルの単語も復習。

2.言いたいことを英作文として書く練習。辞書は絶対に使わない。

3.英作文を書かずに口で言えるように練習する。

4.辞書を解禁。徐々に使える単語や言い回しを増やしていく。

1.中学英文法のおさらい

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私の場合、まずは中学校で習う文法を復習しました。英語はパズルと同じで、単語の順番を組み合わせることで意味を作っていきます。パズルのピースが間違っていると意味は完成しません。中学校レベルの文法を最低限押さえておけば、意思の疎通で困ることはありません。何となく自己流で話してはいるけど、きちんと会話が長続きしない人は文法が身体に染みついていない人ではないでしょうか。

言語はスポーツと同じ。ルールがわからなければいくら練習しても上達しない。ルールを理解せずにプロ選手と戦うのはあまりに無謀です。面倒くさがらずに基礎を勉強することが何よりも大事だと思います。

特に重要な文法は、下記でしょうか。他にも重要な文法はありますが、まずは基礎の基礎として下記をマスターすれば、とりあえずの英会話は可能です。

  • 時制(現在、過去、未来、進行形、現在完了)
  • 文型と品詞(SVOCと名詞、動詞、形容詞、副詞などの品詞)
  • 助動詞の意味(will, can, may, must, should, could, might, would)
  • 前置詞の意味(on, in, to, at, by, until, within…)
  • 5W1Hの使い方(who, when, where, what, which, how)

私の場合、参考書を読むだけだと覚えにくかったので、参考書やネット情報などを集めてパワポにまとめました。自分で噛み砕いて重要な点をまとめることにより、頭の中がスッと整理されて定着しやすいです。それをさらに誰かに説明して教えるとさらに浸透していきます。お試しあれ。

いずれにせよ、このステップのゴールはとにかく文法を身体に叩き込む!自分に合う参考書を見つけたら何度も何度も勉強し直します。目標は6回です。

ちなみに、私が使用した参考書を下記に紹介します。シンプルかつ内容が絞られているので初心者には最適です。

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2.英作文の練習

さて、1で学んだ文法をアウトプットして練習する段階です。何も見なくてもパッと英文を組立てることが出来るようになるのがゴールです。何かテーマを決め、英語で文章を毎日書きます。私の場合は仕事で海外拠点とメールでやり取りすることが多かったので、それを練習台にしていました。それがない人は日記などがいいかもしれないですね。

この英作の際に、辞書や翻訳機を使いません。また、文法は必ず守ります。最初は教科書を見ながら念入りに確認して文法を完璧に使いこなせるまで実施します。とにかく正しい語順で英文の形を作ることを心がけて下さい。作成し終わった後にどうしても調べないと正解がわからない場合は辞書を使ってもOKです。

わからない単語があるのに、辞書を引かずにどうやって英文を書くの?と疑問に思うでしょう。その時は、あなたが知っている単語と文法を駆使して別の表現で英作するのです。超日常単語を駆使してイメージを伝える練習です。実際の英会話で、単語をど忘れして出てこないことなんてざらにあります。その時にいちいち辞書なんか引いてられません。知っている単語で説明できる癖をつけておくとサバイバル力が上がります。

そうは言っても難しい!という方はこの本でコツを掴んでください。

3.発声練習

2まで出来ると、あとは自信を持って発声するだけです。英作文を書くときにぶつぶつ呟いている方もいると思いますが、それを力強く、途切れずに発声するのです。口に出してみると自分のイメージより下手くそで詰まると思いますが、一つの文を最後まで詰まらずに言えるようになるのがゴールです。

アメリカを除き、キレイな発音をしなくても大きな声ではっきりと話せば大体通じます。腹式呼吸で歌うように発声しましょう。私も普段、気を抜くとついつい声が小さくなってしまいます。

それでもきれいな発音の練習をしたい方は本など買ってみてくださいね。私はこちらで練習しましたが、いまだ下手くそです。

4.単語力を増やす

さて、最後に辞書を解禁します。文法ももっと特殊なものを勉強します。単語力を増やすコツは二つです。

  • 単語の本来の意味のイメージを掴む
  • 単語を見たり聞いたりしたら、一瞬でイメージが湧くように瞬発力をつける

上記が出来るようになると会話についていけるようになります。英語と日本語を繋げるネットワークスピードとでもいうのでしょうか、私はそれを意識して単語アプリで瞬発力をつけました。私が使用したアプリはこちら。

英語学習 iKnow!

お金をかけてもいい場合の裏技

お金をかけてもいい場合は有料アプリで勉強します。時間がない人は金で解決です。スタディサプリのアプリは基礎文法、英単語、リスニング全てを網羅でき、脱初心者としては最高のアプリではないかと思います。

私は駐在後にTOEICの点数を上げたくてこれを使いましたが、抜群の効果です。手っ取り早くレベルアップしたいならスタディサプリのアプリがおすすめですよ。

以上です!英語は効率的に勉強しましょう。

ちなみに、海外駐在員になるために必要なことも記事にしています。

駐在員の仕事術まとめ (note)

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この記事を書いた人

海外駐在がひと段落した会社員。
料理はリラックスタイム。

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